2025.01.20

営業支援ツールを低コストでリプレースしたい!Kintoneカスタマイズ提案事例

【背景】
10年ほど前から使用している営業支援ツールがあるが、使い勝手が悪い

【提案内容】
・メーカーが入力するためのWeb画面とKintoneの自動連携
・プラグインによるタスク管理機能(ガントチャート)

【ねらい】
Kintoneをカスタマイズすることで、低コストで業務効率化を実現

今回は、営業支援ツールのリプレースにKintoneを導入した提案事例をご紹介します。

提案の背景

医療機器などの卸売を手掛けている企業より以下の相談がありました。

(悩みごと)
・10年ほど前から使用している営業支援ツールがあるが、システムのUIや操作性が良くないため、使い勝手が悪いと感じている
・案件ごとに管理ができていないので、単発で情報を蓄積している

(要望)
・見積書や契約書の承認申請のワークフロー、顧客情報、案件管理、営業日報などが必要
・製品は「販売」「修理」「保守」の3つのカテゴリーに分けて管理する必要があり「保守」に関しては、メーカーが対応するため見積もりが複雑なためわかりやすくしたい
・使いやすい仕様のシステムに切り替えることで、効率的に案件を管理していきたい

Hi-STORYの提案

今回は、ノーコードでデータ管理、業務プロセスの自動化ができる「Kintone」を活用した営業支援ツールの提案を行いました。

【Kintoneでの運用提案】

(1)申請フローの構築
Kintoneは複雑な条件分割にも対応。例えば、予算が定額以下の場合は暫定的な承認フロー、予算が大きい場合は複数段階の承認が必要、といった設定が可能です。画面上で「承認」「差し戻し」「戻る」などのボタンを押してワークフローを進めることができます。

(2)メーカー入力画面とKintoneの自動連携
「保守」案件において、メーカー側がログインできる画面を用意し「この製品は1年保証で、保証料はいくらです」といった情報を入力できるようにします。そのデータがKintoneに反映され、社内スタッフが確認し、その都度見積もりの​​発行などに活用することができます。(必要に応じてSalesforceを併用可能)

(3)プラグインによるタスク管理機能(ガントチャート)
営業進捗については、案件ごとにトピックを分けて管理し、メンションを活用しながらタスクを明確に指示しながら対応することが可能。

スケジュール管理についてはプラグインを活用することで、ガントチャートや表形式で進捗スケジュールを管理できます

ツール導入の効果

・使いやすい仕様のシステムに切り替えることで、業務効率化
・低コストのツールを導入し、コスト削減に

おわりに

今回は、低コストでリプレースしたいという要望にお答えし、Kintoneを活用した営業支援ツールを提案しました。

Hi-STORYでは、「日本をITを前進させる」というビジョンのもと「受託開発」や「外注開発支援」そして「開発内製化支援」などを行っています。

ぜひお気軽にご相談ください!