2025.01.20

早く安くスタートしたい人必見!スマホアプリ✕人材マッチングサービス

【背景】設立1年目のスタートアップ企業で、できるだけ低コストで迅速に人材マッチングサービスのスマホアプリを作りたい

【提案内容】“FlutterFlow”を利用した高速・低コスト開発。Kintoneとの連携により請求処理などカスタマイズが可能

【成果】予算を約70%削減、開発期間が約4分の1の工数になり初期コストが抑えられる

人材紹介サービス会社が提供する“”FlutterFlow × Kintone“”を活用した人材マッチングサービスのスマホアプリ提案事例です。

今回は、人材を探している企業と、仕事を探している人をつなぐ人材マッチングサービス開発の相談がありました。設立1年目のスタートアップ企業で、できるだけ低コストで迅速にサービスを開始したいという要望があり、これまでLINEで運用していた実績から、スマホユーザー向けのアプリ開発を希望されていました。

当初の必要機能は、希望勤務地や時給などの条件で検索できる機能と、ユーザーと企業が直接チャットできる機能でした。しかし、ヒアリングを進める中で、人材会社と企業との間での請求処理や、ユーザーへのスカウト機能も必要であることが判明しました。

そこでCTO EYEsでは、ノーコードツールのFlutterFlowを使用した開発を提案しました。FlutterFlowはプログラミング不要でアプリを開発でき、iOSとAndroidのアプリを同時に作成することが可能です。

スマホアプリ開発のノーコードツールイメージ
スマホアプリ開発のノーコードツールイメージ

要件定義とツール選定の流れ

開発にあたり、必要な機能をヒアリングし、ツール選定を行いました。

【今回必要な機能】
・スマホアプリでの開発
・条件から検索しエントリーできるマッチングサービス機能
・チャット機能
・顧客管理と請求機能
・ユーザーのスカウト機能

FlutterFlowとは?

FlutterFlowは、プログラミングの知識がなくてもアプリを簡単に作れるツールです。テンプレートやウィジェットを使って手軽に開発でき、快適な操作性のアプリが作れます。外部サービスとの連携にはプログラミングが必要です。

FlutterFlowの画面イメージ
FlutterFlowの画面イメージ

ツール選定にあたり、FlutterFlow開発か、一から作るフルスクラッチ開発かの比較提案をしました。

ツール選定の流れ

ツール選定にあたり、FlutterFlow開発か、一から作るフルスクラッチ開発かの比較提案をしました。

FlutterFlow

フルスクラッチ開発

初期開発コスト

約300万円

約1,000万円

開発期間

約3ヶ月

約12ヶ月

すべてを一から開発すると、約1,000万円の予算と1年以上の開発期間が必要です。FlutterFlowを導入することで、予算を約70%削減し、約300万円に抑えました。また、開発期間も約3ヶ月と、通常の4分の1に短縮しました。

今回は開発費用を低く抑え、工数をかけずに素早くスタートできるFlutterFlowを選定しました。

FlutterFlowを導入して良かったこと

70%以上のコストダウン
通常、すべてを一から開発すると約1,000万円の予算が必要ですが、70%の削減により約300万円での開発が可能になりました。

ノーコードで開発期間を短縮
通常は1年以上かかる開発期間を、約3ヶ月つまり約4分の1に短縮することができました。

カスタマイズが可能
Kintoneなどの他ツールと連携でき、サービスが拡大してもソースコードを書き出してカスタマイズが容易に行えます。

CTOの目線

スタートアップや新規事業を低コストで早く始めたい場合、ノーコードやローコードツールを活用することで、初期コストを抑え、納期を短縮し、早期に事業を開始することができます。今回の事例では、通常なら1,000万円かかる開発が300万円で実現できました。今後は、さらにパッケージ化して約150万円の予算での展開を検討しています。

今回、スマートフォン向けアプリの開発にノーコードツール“FlutterFlow”を採用し、大幅なコスト削減と工数削減が見込めました。このツールは運用コストが低く、他のシステムへの置き換えも容易なため、少人数での運用や小規模での事業スタートを目指す新規事業の開発にオススメしています。

CTOEYEsでは、このようにクラウドサービスやノーコードツールを含む幅広い技術を活用し、開発効率化と安定した運用のご提案を行っています。システム開発の外注に不安をお持ちの企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。